「魚にえさをあげるだけ?」と思うかもしれませんが、実はニジマスはとても反応が良く、子どもも餌やりが大好きです。水面に集まってくる様子や、勢いよく食べる姿には思わず大人も夢中になります。
今回は、養鱒場で行っている「えさやり」について紹介します!
ニジマスのえさってどんなもの?
ニジマスのえさは、魚の成長に必要な栄養がしっかり入った専用のペレット状のえさです。大きさは、ニジマスの成長状況によって変えるため、実はこんなに違いがあります。

稚魚には粉状のものを少量あげますが、少し大きくなれば粒サイズのもの。魚のサイズによって餌の大きさも大きくなります。
どうやってあげるの?
魚のえさやりって、簡単な気がしますが実はかなりの重労働。
10キロほどの餌を入れたバケツを持ちながら、小さなスコップのようなものでまいていきます。これを移動しながらすべてのニジマスに行きわたるようにまくのは、簡単なようで素人の私には案外難しいです。
せっかくなので、子どもにも体験してもらいました。
子ども用の小さなシャベルに餌を入れて、まいています。ニジマスの餌の食いつきが良いので、見ているだけで結構楽しいです。でもやはり、まんべんなく餌をまくのが難しいことが実感できます。だいたい塊で落ちてしまったり、池ではない場所にまかれたり、、、だんだん慣れてくると勢い余って池に落ちそうで、見ているこちらもハラハラします。

えさの食いつきが良い姿は、見ていて楽しいです。

1日にどれぐらい食べる?
ニジマスは、毎日かなりの量のえさを食べますが、季節や水温、魚の大きさによって変わります。特に水温はとても重要で、食欲にも大きく影響します。やはりここでも、富士山の湧水を利用する恩恵があり、年中水温が安定していることが大事な要素になっています。
また、お腹いっぱいになればもちろん食いつきが悪くなるので、魚の体調を見ながら量を調整しています。
ちなみに、釣り堀へ出荷予定のニジマスには出荷の3~4日ぐらい前から餌やりを調整します。理由は、養鱒場から釣り堀への移動中のストレスをなくす為、釣り堀へ放流した後の食いつきを良くする為なんです。知っているとちょっと面白い知識ですよね。